信号機 |
摩訶不思議な怖い話 File.47 |
投稿者 来智 様 |
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この話は僕の担任だった 歴史の先生の友人のお話です 面識は無いものの、こわい話だったので 載せます。もちろん実話です(・ω・`)ノ 体験した友人を仮にAさんとしておきます それではどうぞ… Aさんは京都の女子大に通う女子大生です。 ダンズ部に所属していて 夏のダンスのコンクールに向けて ダンスチームのメンバーである数人の友人と 朝から晩まで猛練習していました。 明るいうちは大学の体育館で練習するのですが 夜は公園で練習します。 夜の練習が終わり、帰る時間は いつも深夜の1時、2時でした。 Aさんはバイクで帰るのですが 公園から家への一番近い帰り道は細くて、 暗い抜け道のような道路なのです。 時間も時間だし、遠回りして通行量の多い道を選んで帰ってました。 でも深夜なので、多いといってもそれほどなのですが…。 (片側2車線の道路です) その広い道路の、とある信号によく引っかかります。 交差点の横には、ファミリ●マ●ト(隠れてないw)があります。 よく、引っかかりやすい信号とかありますよね? そんな感じです。別に気にもしていませんでした。 そして、ある日。 夜の練習が終わって、いつものように 遠回りして広い道路(よく引っかかる信号のある道路)を 通って、帰りました。 その日もやっぱりファ●マの信号機に引っかかりました。 今日も帰りは夜中です。 その時、自分の横に車がきました。 並んで信号待ちをする形になります。 すると、横の車の窓がスルスル…と下がって 中からおじさんが顔を覗かせました。 夜だし、すこしAさんは身構えます…。 「あ、すいません。 道をお尋ねしたいのですが…」 話し方や、おじさんの態度から 悪い人でもなけりゃ、893の様でもありませんでした。 「すみませんが、○○病院はどこでしょうか…」 ○○病院はその信号から500Mぐらいのところに ありました。 ですが、こんな時間に道を案内して 犯罪に巻き込まれたくはないものです。 車の中に重症患者のような人影もありません ちょっと怪しいかも… Aさんはとっさにそう判断して 「ごめんなさい、分からないです;」 と嘘をつきました。 「あ…そうですか。ありがとうございました」 スルスル…と窓が上がり、信号が青になり 車は発進して行きました。 Aさんも出発して家に帰ります。 その日はただそれだけでした。 また次の日。 また公園で夜中まで練習です。 帰りは勿論遠回りで、広い道路。 そしてまた今日もフ●ミマの信号機に引っかかり 信号待ち。 『早く青にならんかな〜…ほんま 相性わるいわ〜…』 そんな事を考えていると またAさんの横に車が…。 すると昨日と同じ、あの車なんです また窓が開き、おじさんが…。 「すいませんが、○○病院はどこでしょうか」 !!!!Σ(゜д゜;) 「ごめんなさい!!!!」 と、叫んで逃げたそうです。 そんな事がまた、次の日も、次の日も続きました。 たまりかねたので、暗くて、細い道を 次から通るようにしました。 見通しも利かないし、怖いけれど 変なおじさんに会うよりはましです。 そして、おじさんのことなど忘れていた頃… またあの広い道路を使いました。 やはりファミ●の信号で止まります。 そして、またあの車が。 Aさんは怖くなって信号を無視して逃げました…! その次の日…この謎の車とおじさんのことを ダンスチームの友人達に相談しました。 みんなワーキャー言って、怖がるのですが 一人だけ凄く顔色の悪くなった友人がいました。 ほんとに真っ青だったらしいです。 「たしかに、怖いと思うけどさ…そんなに 真っ青になるほど怖いかー?w」 と、友人が茶化して言うのですが 尋常ではない程、怖がっていました。 そういえば、その真っ青な子は ●ァミマの裏のマンションに住んでいます。 なにか知っているのでは…? 聞くと…真っ青の子はいいました…。 「ファミ●の横に信号機なんか無いよ…」 と。 ★→この怖い話を評価する |
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