ビリ公 |
摩訶不思議な怖い話 File.2 |
投稿者 アダム 様 |
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去年の夏の話しです。 去年の夏、わたしと友達A友達Cは廃墟巡りが専らの楽しみでした。 廃墟に行って写メを撮って楽しんでいました。廃墟のじめじめした崩れかけの雰囲気が好きでした。 一番、最初にいったと思われる廃墟(正確には廃屋でしょうか)での出来事です。 その廃屋はビリビリ公園と呼ばれる(略してビリ公)の隣にあり、 公園の周りは田んぼと背の高い木に覆われていて、絵にかいたような田舎に見えました。(そもそも田舎ですが) その廃屋の中には、フランス人形がたくさん置いてある…という話しでした。 いかにも不気味だ!と興味をそそられた私たちは怖いもの見たさに探索を何度かしました。 しかし、何も、無い。何も起こらない。 つまらなくなった私たちは、嫌がる友達Cを新しく連れて一緒にいくことにしました。 友達Cはいわゆる霊が見えるというような友達です。 廃屋には私と友達Aが先にはいり、そのあとに付いてくるように友達BとCが入りました。 廃屋を入るとすぐ隣にトイレがあります。 そのトイレの前でCが急に立ち止まりました。 Cは「あ、だめだ」と弱々しく言いながらそそくさとBと一緒に外に出てしまいました。 私はBとCがついて来ないことを変に思ったものの、写メを撮るためにAと一緒に奥に進みました。 私とAは廃屋を出てすぐにCに話しを聞きました。 Cはトイレの前で、男のうなり声のような言葉のようなものを聞いた。と言いました。 それを聞いたとたん恐怖が押し寄せてきて逃げるように廃屋を後にしました。 その後、解散してみんな帰宅しました。 Cが家に帰るとCの弟が、その日に限って「今日、どこに行ったのか」をしつこく聞いてきたそうです。 なぜかCは得意気に廃棄に行ったこと、声を聞いたこと、それで廃棄を出たことを詳しく話して聞かせたそうです。 すべて聞いたあとでCの弟は「それ以上入らなくてよかったね」とCに言いました。 Cの弟も霊感のある人です。 Cの弟はCが帰ってくる前まで寝ていて、 (Cがどこかの建物に入っていってしまい、いつまで待っても帰ってこない夢)を見たそうです。 それで心配になりCに聞いたようです。 次の日の学校で、C本人からその話しを聞いたときは鳥肌がたちました。 ★→この怖い話を評価する |
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