結婚指輪
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意味がわかると怖い話 File.101 |
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付き合って二年になる一組のカップルがいました。
誕生日の夜、女はパーティーを開く約束をして、男はそれに頷きました。 そしてパーティーの日。 男から一本の電話がかかってきました。 「すまない、とても大事な取引をしくじってしまった。今日は行けそうにもない」 女は激怒して、文句を言うことも忘れて電話を投げ捨てました。 そして、一人で、男のために作った料理を食べているとき。 部屋の電気が突然消えました。 女が驚いて悲鳴を上げると 「静かにしろ」 と後ろから肩をつかまれ 女はとっさに、手に握っていたフォークを振り向きざまに振り下ろしました。 何かに突き刺さる鈍い音がして、床に誰かが倒れこみました。 急いで自室に戻り、鍵をかけると、女はすぐに警察へ電話をしました。 駆けつけた警察がドアを蹴破って入ってくると、彼女は安心して部屋から出て行きました。 問題の部屋へ入っていった警察がしばらくたって戻ってくると、静かに彼女にこう言いました。 「死んでいます。喉にフォークが刺さっていました」 女は腰を抜かして、その場に倒れこみました。しかしそんな彼女を、警察は「正当防衛」だと優しく慰めます。 それから、ゆっくりと言いました。 「強盗が盗もうとしたのは、この結婚指輪ですか?」 ★→この怖い話を評価する |
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最強懐中電灯 |
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[怖い話] [意味がわかると怖い話3] |