謎の警察官

本当にあった怖い話 File.92



投稿者 rito 様





神奈川県K市。

ここには地元の人は当然知っている、というくらいの

心霊スポットと呼ばれているKトンネルがあります。

山の上が火葬場(今はどうかわかりません)で、よく出る、と噂でした。

自分は、いとこが実像で見えるほどの霊感の持ち主で、

そのせいか、年をとるごとに自分も、感じる程度ではありましたが、ではじめてきました。

霊感が出はじめる前のお話。

地元の友達と、2人でK市にドライブに行きました。

帰り。

友人E「お前、怖いのダメだったべ?ちょっとKトンネルいこーぜ!夜遅いしなんかでるって!(笑)」

僕「やだよー、他人事だからっておもしろがるな(笑)」

E「大丈夫大丈夫、なんもあるわけねーよ(笑)いこーぜ!」

あまり乗り気じゃないまま、トンネルに入りました。

このトンネルは3つ繋がっているトンネルでした。

僕はいやだなーと思いつつ、ぼーっとしていました。

気づいたらトンネルを抜けていました。

僕「ぼーっとしてた(笑)よかったなんもいなくて。」

E「えー、つまんねー(笑)お前ぼーっとしてたならもっかいいこーぜ!」

僕はいやでしたが、運転手はE。

有無を言わさずUターンし、折り返してまたトンネルに入りました。

トンネルも2つを通過し3つめ。

出口に近づいた時、いきなり帽子を目深に被った警官に止められました。

なんだろう?

警官「だめだよー、君たち。」

僕「何がですか?」

警官「車の上に人乗せて走るなんてさ。若いからってだめだよー。」

僕・E「はい?乗せてるわけないじゃないですか(笑)」

警官「車の上、みてみたら?」

2人で車を降りて、車の上をみてみました。

そこには無数の手跡。

2人とも背筋が凍りました。

ふと、後ろを振り向くと、

警官がいない。

友人と話して気づいたのですが、

時間は深夜1時。

車通りも少なく、行きにトンネルに入った時には警官なんかいなかった。

さっき警官に会った時には

パトカーも

白バイも

自転車も何もなく

警官のみ。

この日を境に霊感がではじめてきました。




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