のんこ(1) |
本当にあった怖い話 File.83 |
投稿者 のんちゃん 様 |
|
私が中学生の頃の体験です。 おじいちゃんおばぁちゃんの家が千葉にありました。 小学生の頃から夏は一週間程いとこと一緒におじいちゃんちに泊まりにいくのが恒例だったんです。 おじいちゃんはあまり喋らない人でしたが、たまにポリバケツのフタを紐つけて背中にしょって、 丸坊主のテカテカ頭にシャンプーハットかぶって「カッパが出たぞー」なんて、 ちょっとヒョウキンな事をする人でもありました。 私(実名:のりこ)を呼ぶ時は、「のんこぉ」って呼ばれてました。 中学生になった時、そんなじぃちゃんは亡くなりました。 お葬式に出て、出棺も見届け、お骨もいれさせてもらいました。 学校もあるので東京に私たち家族はもどりました。 それから何日か経ち、49日が近付く頃、私が寝ていると、金縛りのようなものにあったんです。 なんだか日頃からよくなるのであまり気にしなかったのですが その時はなんだかおかしいと思ったんです。上向きに寝ていて、なんだか、 体の中身だけが足元の方へずれてくような感じがしたのです。 怖くなって、無理矢理上半身だけ私はおこして座ってるような形になり、 ふと違和感を感じ、振り向いたら私は、私の体は、寝ていたんです。 慌てました。「戻らなきゃ!」って思い起こした上半身を戻そうとした時、 体の足元に黒い、ブラックホールみたいなものがあり、凄い勢いで魂が吸い込まれそうになったんです。 しかし早めに気付いたお陰か、吸い込まれることはなかったのですが、変わらず金縛り状態。……もぅやだもぅやだ 「私はいかないよ!!」って言葉にでないけど叫びました。すると…… 「なぁーんだぁ、 のんこもだめかぁ」 という、亡くなったおじいちゃんの声と共に、金縛りは解けました。 すぐさま母に泣き付いていき、全てをはなしました。 母は私をなだめなた後、「おばぁちゃんのところにも来るんだって。 お母さんが産まれる前に流産しちゃった赤ちゃん連れて、お前も来いよって夢に出るって」 鳥肌が立ちました。その後は特に何事もなく…… のはずですが ★→この怖い話を評価する |
|
爆光!LED懐中電灯専門店 |
|
[怖い話] [本当にあった怖い話2] |