またくるよね? |
本当にあった怖い話 File.121 |
投稿者 きょーぴん 様 |
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これは、僕が高校生の時の話になります。 僕と友達、先輩方、大体10人強ぐらいの人数でしょうか。みんなで居酒屋で飲んでいました。 (実際飲んじゃいけない歳ですね) 飲みおわってから車を三人出してくれていたので家が近いもの同士別れて乗りました。 しばらく走った時に違う車に乗った友達から電話が、 僕「もしもし?」 友達「今こっちの車で近くの心霊スポット行こうって盛り上がってるんだけどみんなに聞いてみて!?」 電話をつないだまま他のみんなに内容を伝えると、お酒を飲んでいたのもありみんなのってきました。 僕「みんないいって!どこいくの?」 友達「廃病院があるみたい。普通に入れるらしいよー」 僕「んじゃ先頭走って!ついてくってさ!」 友達「りょうかい!」 そして車三台で廃病院に行くことに。 僕は若干ながら霊感があり(見えたりはあまりないですが、 感じる程度)気乗りはあまりしませんでしたがみんなの盛り上がりをとめられるとも思えず付いていきました。 全員のうち霊感があるのは僕と先輩の二人だけでした。 それほど時間がかからず廃病院に到着して、近くのコンビニからあるく形で向かいました。 外観は朽ち果てていて窓ガラスはほとんど割れていました。 深夜だったのであたりも真っ暗で一段と雰囲気がでてたのを覚えています。 病院を目の前にして怖がる人もいれば中に早く行きたがる人もいました。 人数も多かったのでみんなでかたまってなかに入って行きました。 元々病院に行く予定では無かったので懐中電灯などはなく光は各々携帯のライトで照らして進みました。 照らされた空間にハウスダスト?のように埃が舞っているのが見えます。 「超怖いー」 「あっち行ってみようぜ!」 「トイレ行きたくなってきた」 みんなそれぞれの会話をしながら一階、二階、三階、四階、五階、順々に見て回りました。 僕は見えないけど気配はかんじるので早く帰りたかったです。 そして一通り上の階まで見てやっと帰ろうっていう感じになりました。 三階くらいまで降りてきたときに先輩が言いました。 先輩「あれ?○○どこ行った?」 ○○さんは僕の他に霊感のある人でした。 なぜみんなでかたまっていたのにいなくなったことに気付かなかったのか? みんなやばいと思い探し始めました。 「おーい○○ー」 「携帯繋がらないよ!?」「怖くて動けないんじゃない?」 みんなで必死に探しました。 「おい!みんなこい!」 やっと見つけたんです。 病院の一室で… なにかのコードやらなんやらで首を吊った彼女を… へたりこむ人、何が起こったかわからず泣きだす人、そんななか冷静だった先輩が 「おろすぞ!手伝え!」 何人かの男ですでに息のない彼女をなんとか下ろしました。 もうみんな気が気じゃなく一刻も早く出たかったと思います。 男で彼女の亡骸を担ぎ外に向かいました。途中で先輩が警察に連絡しているのも聞こえました。 そしてやっと病院からでることができました。 みんな走って病院の敷地からでていきます。 その時僕は確かに聞いたんです。耳元で… 低い女の声ではっきりと 「またくるよね?」って 霊感のある僕だから聞こえたのかはわかりませんがもう必死でした。 全身鳥肌が立ち冷や汗もすごかったです。 すぐに警察も着て先輩が事情を説明しています。 このあとは特になにも起こってません。 みなさんもおもしろ半分で心霊スポットにはいかないでください。 彼女のような犠牲を出さないためにも。 ★→この怖い話を評価する |
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