あの舌は・・・

本当にあった怖い話 File.113



投稿者 枕 様





はじめまして。

これは私が体験したガチな話です。

私の家は離婚していて、当時小学校5年生だった私はおじいちゃんおばあちゃんに育ててもらってました。

でも夏休みにはいり、久しぶりに母が一人暮らしをする家に泊まりにいきました。

夏休みということもあり生活は見事に乱れ昼の3時におきて夜の5時ぐらいに

寝るというのがしょちゅうになっておりました。

母の家には2週間ぐらいとまってました。

そんな、ある日の夜です。

いきなり金縛りにあいました。

でも私は冷めたクソガキなんで、小5のくせに「勘弁してくれやーめんどいなあ。」と、おもってました。

体は動きません。でも目があくのはわかります。

「いやいやいや!目あけて正面に顔とかあったら・・・きもっ」

「よこになんかおってもキモい。

かなりキモい。キモすぎる。」

と、目をあけようかあけまいか心の中で葛藤してました。

そして目をあけました

じゃあ、ねてたベッドはクイーンサイズだったんですけどベッドの足元の方に

黒 い 人 が 。

みた瞬間、

「最悪。最悪。やっぱりキモかった。」

と後悔して無理やり寝ました。

朝おきて母が
「ちょー!昨日の金縛りマジきもかってん。黒い人がこっち向いてニヤニヤ笑ってたわー。

マジきもかった。」

と。

母は金縛りによくあう人なので慣れてるっぽかったです。

まったく金縛りの内容が一緒だったのに若干おどろきつつ言っても信じひんやろな。

と思って口にはだしませんでした。

そして2日後くらいの夜。

強烈な金縛りが。

今度は目もあきません。
(あけたいとは思わないが。)

そして指先に力を入れると

ピクッ

うごきました。

(おっし!このまま徐々に動けるようにせねば...)

と思ってた瞬間。

右耳に激しい呼吸音が。

誰かが耳元で

「・・・・・ゼエ ゼエ ゼエ

・・・・・ハア ハア ハア ハア」

って言ってるんです。

これは・・・

これはさすがにヤバイ。

それに痛いくらいの視線も感じてました。

多分、顔の正面にいたんだとおもいます。

母は私の左にねています。

右から音がするはずがないんです。

すると、右手の指先を

ペロペロペロ・・・・

なにかに舐められました。

一瞬びっくりしましたが、すぐにわかりました。

飼ってる犬です。

「うお〜よかった・・・・」

と思って安心しました

呼吸音はしだいに薄れいつのまにかねてました。

ところが

おきて重大なことに気がつきました。

こ の 家 に は 犬 な ん て

いない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

私はたしかに犬を飼ってました。

けど、それは実家の方です。

ここは

母の家じゃないですか。

生き物がいるはずがないんです。

気持ち悪くなり右手をみると

舐められた感触がのこってました。

あの舌は、誰・・・・・・・・・・・



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