オーバーソウル

本当にあった怖い話 File.107



投稿者 けぃし 様





これは今からちょうど4、5年前の話になるんかな。

地元で首吊り自殺があって仲の良い4人で現場を見に行った時の話です。

登場人物はT、K、N、Mにします。

僕らは正月休みがあったので4人で集まる事になり面白い事ないかなー。

みたいな感じで車でそこらへんをプラプラしてました。

M「なんか面白い事ないかなー」

N「あそこいこーぜ!!最近、首吊り自殺したとこ」

K、T「いいねー。いこか」

現場に到着!!

K「なんか雰囲気あるねー」

T「誰か入れよ」

M、N「無理」

そこで15分ぐらいいろいろ喋りながら時間つぶして何もなかったよねー。

みたいな話しながらそこをあとにしてまた車を走らせ近くのコンビニへ。

T「腹減ったなー」

N「ラーメンでも買って食うか!!」

コンビニの外で4人で座ってラーメン食ってたんだけど。

T「あれ!!Mがいねー」

K「どこいった?」

N「あそこや!!」

気付いたらMがさっきの首吊り自殺したとこにフラフラしながら歩いてた。

T「冗談はやめろてー」

N「あいつとりつかれたんじゃね(笑)」

K「そーいえば、M霊感めっちゃ強かったもんな。家に行くとよく誰もいないのに扉あいたり廊下あるいてたりしてた」

T「ヤベーんじゃね。俺みてくるわ」

ちなみにTはだいぶ力が強くて筋肉バカって感じ。

T「おい!!やベーて!!!みんなきてくれ。

Mがやばい。」

K、N「どーした!!」

って、みたらこんな状況。

TがMが歩いてるのは止めようとして引きづられてる。あれ、こんなM力あったっけ。

とりあえず、ヤバイと思いなんとか3人がかりでMを車の中へ。

Nは運転、KとTはMを真ん中にして後ろの席へ。

そしたら、急にMが後ろを向きはじめる。

ちなみに、後ろは自殺現場の方向。

何してるやて!!言いながら2人がかりで前を向かす。


K「ヤベーんじゃね」

T「ヤベーて」

そしたら、Mが頭だけを後ろにむける。

身体は2人がおさえてた。

Kが頭を前にむける。

と、つかのまMの目線が後ろに。

T「おい!!M!!しっかりしろて」

M「・・・・・・」

T「起きろて!!」

TがMを殴る!!

M「・・・」

人間やったら殴られたら普通は反射で目をつむるもんやと思うけど、

その時のMはまばたき一つせずそのまんま。

こーゆう時は警察?救急車?

どーするよ!?

水ぶっかけたり、顔叩いたり、名前呼んだりいろいろしたけど効果なし。

むしろ、状況は最悪に。Mの目が白目をむきだした。

するとMが

M「あ・・あ・・・あたしはやってないのに」

ちなみに、みんな男です。

K「なに?」

M「あたしはやってないのに・・・あいつらのせいで・・・・あいつらのせいで・・・・・・

殺される・・ギャァァォァォォォ」

K、T、N「ヤバイ!!ぶっ壊れてる」

M「殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される」

このあと、たぶ4、5人の声に変わってMがぶっ壊れてた。

T「これは神社っていうかお祓いしかねーな」

今から?そんときちょうど2時30分ぐらい。

T「駄目もとでお経唱えてとなえるか」

T「南無・・・」

Mが急にあばれだす。

きいたのか?

いや。違う!!!

白目むいてたMが急にTの方を睨む。

かすれた声で

M「ギャギャギャ・・・そんなもんきくか。

こいつは終わり・・・連れてく」

K「テメー誰だよ!!」

T「ふざけんな!!」

するとMが自分の舌を噛み切ろうとしだす。

あわてとKが口をこじあける。

次はMが舌を丸め自分で息をできないようにする。

すかさず、Tが舌を引っ張る。

Mがあばれだす。

ヤベーどーしよ。

N「ヤベーな。とりあえず、近くの神社にいくしかないな」

近くの神社に到着!!

移動中はずっとあばれてるMをKとTでおさえつけてる状態。

N「さすがに誰もいないよな」

車でギリギリまで神社まで近寄る。

外に出るとMがあばれていなくなりそーやったから。

車の中でしばらく待機。

すると、Mが急におとなしくなって泣きだす。

あいかわらず、無言やけど大泣き。

手を合わせながら何かにうなずきはじめる。

横でみてたんやけど、Mの顔が完璧に違う人みたいになってた。

肌は尋常じゃないくらい白く目はすわってて泣いててかなり悲しそーな顔。

そこで15分ぐらいたって。

やっとMの意識が戻りはじめた。

最初は「う・・・あ・・・」とかしか言えなかったけど、

自分の名前言わせて水のましてってやってるうちに喋れるようになってた。

あとで、Mにとりつかれてた時の事きいたけど全く覚えてないらしい。




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