知ってます |
幽霊の怖い話 File.55 |
ネットより転載 |
|
昔から霊感の強かった叔母は、その日もイヤなものに出会ったという。 前から自転車を一生懸命こいでるおばちゃんが目に入った。 坂道でもない平坦な道なのに、そのおばちゃんは汗をかきながら苦しそうに自転車をこいでいる。 はて? そう思った叔母が遠目ながらその自転車のカゴを見ると、なんと生首が乗っかっているではないか。 眼球が無くぽっかり空いた空洞が、そのおばちゃんをにらんでいた。 「あれはとんでもなく悪い霊だ、あの人に教えてあげなきゃ…。でも、まともに相手してくれないだろうけど…。」 と、叔母はそのおばちゃんに話しかけようか迷っていたが、やはりこのままでは良くないと伝える決意をした。 そして、いよいよそのおばちゃんとすれ違うとき。 「あの」 と言い掛けたその瞬間、おばちゃんがポツリと言った。 「知ってます」 ★→この怖い話を評価する |
|
爆光!LED懐中電灯専門店 |
|
[怖い話] [幽霊の怖い話2] |