笑う翁 |
摩訶不思議な怖い話 File.70 |
投稿者 二階堂タカヤ 様 (mixiのコミュニティ「平成耳袋」の管理人様です) |
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これは俺の妹の体験談、そして何よりこの体験した場所というのが・・・ 今こうしてこの記事を書いている家の中だ。 妹がまだ小学校に上がるか上がらないかの頃の話。 夜の19時頃、当時まだ一歳だった末の妹を母がトイレに連れて行った時、ヤキモチ妬きの盛りだった妹は、 トイレに篭った二人を廊下に座り込んで待っていた。 トイレのすぐ隣は祖父の寝室で、妹は何気なく祖父の寝室の方を見た。 すると、そこには不思議なものがあった。 廊下から160cm程の高さのところに、オジさんの顔だけが浮かんでいた。 その輪郭は流砂のようにさらさらと動いていて、一目見ただけで既に人間のそれではないとわかったという。 特に怖さも無く、しばらくその宙に浮いた顔を眺めていると、不意にその顔と目が合った。 するとその宙に浮いた顔はニカっと笑い、消えた・・・ その前後の事はおぼろげだが、夢で無いのは確かだという。 時間、場所、状態はしっかりと記憶があるそうだ。 かれこれこの家で暮らして22年、残念ながら俺はこの家の中でそういったものは見ない・・・ 部屋の外を歩き回る足音と良い、やはりこの近辺に何かいるんだろうか? ★→この怖い話を評価する |
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