フスマ
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意味がわかると怖い話 File.117 |
VIPがお送りします
:2010/03/25(木) 20:58:23.90 ID:k6uU1RDj0 |
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今日、友人の家に泊まりに来た。
友人の両親は旅行、兄は彼女とデートで今夜は帰らないらしい。 「この家に夜一人で居るの、怖くてさw」と友人。 確かに友人の家は古い日本家屋で、夜一人だと、不安になるかもな、と思った。 俺はPS3をやってて、友達はベットに寝転がって俺が持ってきた漫画を読みふけってた。 お互い夢中だったので、時計は確認しなかったが、だいたい1時過ぎ頃のこと。 友人の部屋のフスマが、ひとりでにス・ス・スーっと開いた。 「うぉわーーーー!」俺は思わず叫んでしまった。 ベットの上で友人が笑い転げている。「なんだよww叫ぶなよw よく見てみろ、ペイ助だよ」 ・・・よく見ると一匹の猫がフスマの隙間から入ってきた。友人家の飼い猫、ペイ助だ。 この猫は頭が良く、勝手にフスマを開けてしまうのだ。 過去にも何度もコイツに驚かされた。また驚かされたよ。 ペイ助はノンキに俺の近くで寝転がった。 気を取り直して、俺はゲーム、友人は漫画にそれぞれ熱中しはじめた。 それから何十分か経った頃・・・ またピタリと閉まっているフスマが、ス・ス・スーっと開いた。ペイ助だ。 「またオマエかぁw」「いつの間にか部屋から出て行ってたんだな。気づかなかった。」 今度は驚かされないぞ。まったくこの猫ときたら・・・。 ★→この怖い話を評価する |
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