峠の老婆

本当にあった怖い話 File.161



投稿者 あこ  様





隣の部署に新入社員が入って来たちょっとイケメン!

女子社員の注目の的でした

偶然にエレベーターの中で一緒になったり食堂で隣に座ったりする回数が多く

話す機会も増えてきました

その内に自然と仲良くなり、その日仕事帰りに、

食事をして夜景を見に行こうとこっそり約束抜けがけした感じで嬉しかった!

いい感じに食事を済ませて、h峠を走っていると彼が

「この先のカーブにお婆さんの霊が立っているらしいよ」と笑顔で言って曲がると

本当にお婆さんが立っていた裸足でうなだれて立っている驚くと言うより無言。。

2人とも前を真っ直ぐ向いたまま話さないそんな沈黙をかわすように彼が

「こんな時間に徘徊老人かよ〜」無理に笑った「だよねー」

ちょっとずつ明るい雰囲気が戻った頃夜景が綺麗で知られてる場所に着いた

そこは整備された場所ではなくて車がすれ違うのがギリギリな普通の山道で

足元はガードレールもなくて、なだらかな崖ぽくなっているようでも視界は広く開けてて夜景は、

とっても綺麗に見えた

きゃー綺麗!

言った時に、足元の、ずーっと下だけどカサカサと気になる音がした

彼にも聞こえたようで、暗くて見えない下を見ようとしている

すると、ワニ?そう、そのくらいの大きな何かが、はってくるのが解る

本当にガサガサ凄い音をたててドンドン

上ってくるーーーー

えっ?えっ?動揺している暇もなく

それは、足元まで一気に来た

だって2人が「わっ!」って片足を上げたくらいだもん

私は彼より一歩早く車に逃げ込んだ彼も遅れて車に乗り、直ぐに走り出した

ちらっと彼を見ると凄い形相だった

彼が「頭が‥」「白髪の頭が」と言っただけで

黙った

私も聞かなかった

その後、無言で家まで送ってもらった

次の日、職場で会ったけれど軽い挨拶だけで私達は進展することはなかった

あれは、なんだったの?

白髪?大曲の所で立っていた老婆?

なんなの?




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