友よ・・・

本当にあった怖い話 File.13



投稿者 ライ 様





2008年の10月8日早朝南から山をポーン ポーンと飛び越えて来る誰かがいました。

そいつは私のアパートの窓に張り付きバシャンと大きな音をたてました。

私はビックリして飛び起きたら部屋のブレーカーが落ちて真っ暗になってました。

私は寝る時もテレビ蛍光灯をつけっぱなしで寝ます。

いつもどうりなのに おかしいなぁと思いました。

その時はそれで終わりましたが……………その日から 部屋を二回ノックする音が始まりました。

ドアを開けてみると今度は部屋中から聞こえます。

だれかなあ〜〜?と彼女と話していたんですけど誰かわかりませんでした。

まもなく喫茶店をオープンする時期になりました。

友達に喫茶店やるから来てなぁ〜〜。と宣伝してましたが繋がらないやつがいました。

1番仲のいいやつでコイツどうしたんや 俺の電話にでないでとなかば怒れていました。

オープンもまじかに迫った頃そいつの携帯が繋がらなくなりました。

これはなんかあった!!!そうかんじ職場に電話しました。

するとKは亡くなりましたと職場の同僚が…………。

嘘だろ〜〜〜〜!電話口で怒鳴りかましてしまいました。

涙がとめどなく流れ落ちます。

少し 落ち着いて どんな状況で亡くなったのかどこで?とか聞いてみましたが 答えてくれません。

私は 実家に電話してお父さんと話しまして 自殺であった事。

死んだのは10月8日早朝であった事などを聞きました。

そこでハタと思いあたりました。

そうブレーカーが落ちた日です。

その時理解しました。

南から山を飛び越えてきた奴そう Kだったのです。

毎晩 2回ノックしてたのもKでした。

気付いてやれずに すまん!!!私は彼女と奴の実家に次の日車を飛ばして手を合わせに行きました。

あいつは小さな箱に入っていました。

部屋もそのままで 今にもトイレから出てきて きてんですか?と言いそうです。

それから私の部屋の二回ノックはピタリと止まりました。

ああやっぱりKだったかと改めて思いました。

Kの実家から 戻り喫茶店の申請を切り替えるために現オーナーと保健所に行った時………………

保健所の職員がKの名前を呼びまして ビックリしました。

現オーナーが 私はKじゃありませんと抗議する姿に笑ってしまいまして。(笑)

ああいるんだな。

そういえばKは長く喫茶店でバイトしてたなあ。と思い出しました。

今も時々感じます。

ああいるな。

参拝するとどこでもあいつの成仏をお願いしています。

どうか母親の元へ行けますようにと。

私の投稿はすべて実体験です。



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